ゼータ関数の謎 その1
ゼータ関数で、S=0のとき、
ζ(0)=-1/2
になるという話を聞いて(読んで)、もうそこから先に進めなくなった文系諸氏は多いだろう。
「だってnのゼロ乗は1なんだから、この関数は無限に増えていくはずだろう、それなのにマイナスになるなんてありえない」
その気持ちはよくわかる。
だいたいゼータ関数のグラフの全体像を眺めようとしても、無理だ。
なぜ無理なのかは数学(特に解析学方面)に詳しい人に聞いていただくとして、実にクレイジーな感じがして行き詰まる。
それに加えて、微分積分や複素数に対するアレルギーが発症すると、「もうリーマン予想なんてどうでもいい、リーマン・ブラザーズだって手に負えないし、クレジット・デフォルト・スワップがどういう仕組みなのかわからないのと同じだねっ」という意味不明の叫びをあげてしまうだろう。
オジーとブライアン
ブラックサバスのセカンド「パラノイド」を聴こうと思ったが、思い直してイーノの「テイキングタイガーマウンテン」を聴き始めた。
オレにとってオジーとイーノは近い位置にある。
一見無関係のようだが、実に似ている、とオレは感じる。
謎だ。