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肯定的な荒唐無稽 その6


 あと、このシリーズの芸風なら、森博嗣と比較されることも多いだろうが、そんな比較は無意味だと思う。

 文体は似たところがあるが書き味は全然違うし、ペダントリーの使い方や、文章の緻密度(濃度)や論理展開の仕方も違う。

 いずれにせよ、オレは楽しんで読んでいる、ということで、この話はおしまい。






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肯定的な荒唐無稽 その5


 ペダントリーが難解でオモシロくないと感じる人がいるかもしれないが、笠井潔の矢吹駆シリーズという、ミステリーではペダントリーの権化のような作品があるので、別に気にならない。

 ドストエフスキーとか読む習慣があるなら、この程度は軽い方だと思う・・・が・・・それはオレが特殊ということかも。





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