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ラカンとかそういうヤツ おまけ その1 [無意味的会話術]


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S「ところで、フロイトとラカン以外、精神分析で面白いテクストがないのはなぜだ」
監「詰将棋を解くのと作るのは、才能が違うんだよ」
S「どういう意味だよそれ」
監「フロイトは、無意識の原理だとか成立過程を様々な仮説を立てながら追究し続けた」
S「だから読む価値があると」
監「ラカンは、解くべきパズルとしてテクストを提出し続けた」
S「なるほど」
監「それ以外の人は、無意識を見出した方法など、臨床経験を語ることが多いよね」
S「ふーん」
監「だからフロイトとラカンは別格だって話」
S「精神分析の理論化は、臨床とは別の才能ということかな」
監「パズルの原理を語るとか、パズルを作るとか」
S「うん」
監「これらはパズルを解くのとは別の才能ってことなんじゃないの」
S「なるほど、パズルを解くのが精神分析の技法という意味で言っているわけね」
監「そう、だからこそオモシロいテクストを書く分析家は限られている」
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