将棋連盟の新しい会長 [将棋ソフト不正使用疑惑]
谷川会長と島常務理事が退任して、佐藤康光会長、井上慶太常務理事が新たに加わった。
個人的には、失礼な話だが現役棋士に今回のような事件を裁く能力がないと思っていたので、谷川九段と島九段には同情する。
可哀そうに・・・とすら思う。
たぶん、棋士総会の中でも相当叩かれたことだろう。
叩かれて当たり前の立場なんだが、そもそもそれが間違っているというのがオレの考え方。
総会でもめるのはいいけど、建設的にならないといけない。
あと、カンニング事件で三浦九段を貶めるような話を故意に広めた観戦記者がいるらしく、一部で「黒幕」と話題になっている。
そんなことはともかく。
今、会長になった佐藤康光九段は大変だと思う。
メディアの映像では青野専務理事と片上常務理事が両脇を固めていたが、青野九段は今までの流れ(既存文化、歴史)を踏襲する理事で、片上六段は東大法学部卒で法的な専門家という位置付けだろう。
とはいえ、この二人も連盟理事の中心人物として今回の事件を取り扱ってきたわけで、今後はとくに片上六段の発言力を上げていかないとなかなか難しいような気がする。
片上六段がヤバいと思ったら、世間的にヤバいことだ、という認識を連盟は持つべきだ。
さて、会長が替わったからといって、運営を全面的に外部に委託するような話にはならないようだし、当面はそれでいいと思うが、経理関係や法的(コンプライアンス関係)な事柄などは外部の専門家に権限を与えていくことが望ましい。
一般社会での法令遵守関係は、昔と違って相当面倒くさい話になっているので、連盟としてもそのような時代の流れに対応できるような体制作りをするべきだ。
まー大きなお世話だけど。
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