21世紀型ファンク・ロックの典型 [私的名盤]
Infectious Grooves の Don't Stop Spread the Jam という曲があるが、これはすごい。
このドラムスのリズムの重さ、ベースのファンキーさは往年のP-funkを凌駕するし、それでいて音数が多いというモダンな展開には慄然とする。
好き嫌いはあるだろうが、レッチリとかどうでもよくなるくらいだ。
ちなみにドラムはスラッシュのプロジェクトに参加していたし、ベースは現メタリカだ。
つまり、メタル系がこういう才能を拾っているのが音楽界の現状。
(とはいえドラムはスティングの最新作にも参加しているので、上記はやや誘導的表現だ)
それよりもなによりも、21世紀型ファンク・ロックなのにもかかわらず、1993年の録音だ。
これには参った。
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