6-52-1では「生の問題の解決を、ひとは問題の消滅によって気づく」とある。・・・この言葉は深い。しかしながら、生の問題とは「生の意味」のことらしい。生の意味を立てることは無意味なのかというとそうでもない。オレたちは、自分に問われた「おまえは何が欲しいのか」に対する答えを考え続けなければならない・・・という事情を、『論考』のヴィトゲンシュタインは理解できない。それもまた、仕方のないことだが。
2015-06-27 06:00
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