暗黒アフリカの一枚 [私的名盤]
レゲエ系で暗黒も何もあったわけではないが、個人的に「アフリカ」を意識した最初の一枚は、congos の the heart of congos だ。70年代後半の出来事だった。
もっと正確に言うとその中の2曲目、congo man の12inch シングルmix で経験した。で、この曲がラジオで流れたりしたんだけど・・・良い時代だったな。一応言っておくと12inchシングルというのはLPと同じサイズのレコードで、回転数が45回転/分というヤツです。普通のLPは33回転/分です。
今になって聴くと、さほどアフリカという感じではないが、コンゴだし繰り返すし、まあアフリカっぽいかなというレベル。で、リー・ペリーなので「暗黒アフリカ」というイメージになっていく。
アルバム全体は気持ちの良い半覚醒の世界へと誘う作品だが、その中でアフリカが混じると、やはりメッセージが強いのだろうと推測してしまう。直接的に歌詞が分かれば聴かないかもしれない、という意味では、日本人で良かったと思う。
で、blood & fire 盤が名盤ということになっているけど、倒産したので、はてさてどのくらいの価格で売っているモノやら。最近 vp と組んで復活したらしいので、しばらくすると価格が落ち着くかも、です。
【オリジナル black swan 盤の12inchシングルmix】
コメント 0