詰将棋作品の著作権
詰将棋作品に著作権があるのかないのかは難しいところだ。てゆーか、オレは素人でよくわからない。
個人的には、作者が詰将棋を作図する際の情熱や時間を考えると、権利があると思いたい。ただ、お役所の一部は著作物と認めていないようだ。とはいえ、これは単に、お役所が詰将棋のこと(特に芸術性、学術性、歴史など)をよく知らない可能性がある。よく知らないので、パズルとの類似性から同様な解釈をしているだけかもしれない。
あと、「全日本詰将棋連盟の指針」というのがある。
これはガイドラインに過ぎず、要は「このルールを守れば黙認しましょう。詰将棋の普及のためには著作権についての多少のことは大目に見ましょう」ということかと思う。しかし、この指針を良しとしない方もいるはずだし、この全日本詰将棋連盟の指針が法的にどの範囲までを網羅しているのかよくわからない、という事情もある。個別に記載があれば・・・とは思うが、指針が示された後に出版された、個別の記載がない作品集などは、このガイドラインを暗黙の了解としているのかもしれない。
オレはこの日記で勝手に転載したりしている。これは一応「普及」「指導」目的ならよいだろう、という世間の判断を期待している・・・・・・のではなく(というのも勿論あるが)、作品自体がなかなか一般に知られることがないため、単に紹介したい情熱を抑えきれなくなっている、あるいは紹介しないとモッタイナイと考えている、ということだ。指針があるにもかかわらず、刑事事件として訴えられると負ける話だと思っている。
というわけで、素人だからよくわからないけれど、実はいろいろ考えながら詰将棋の図面を引用している。詰将棋の話が多い割に図面が少ないのはそういう事情だ。
ま、今後はあまり気にせず紹介していきたい。ただし節度は守って。
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